数学の文章問題や理科(物理)の問題は公式に当てはめて解きます。
こういう問題が苦手なお子さんって結構います。
よく読まずに数字だけ拾って公式に当てはめてしまいます。
そして、わからないときは答えだけ書いて終わりにしてしまい、次の問題に…
なぜそうなるのか?と疑問を持ち、イメージと理屈がわからないと、
高校に入ってから苦労するのが物理です。

なので、たとえば中学校1年で想像つく問題といえば…

弟が家を出て毎分70mで歩いて行った。兄がその5分後に自転車で毎分120mで追いかけた。
兄が弟に追いつくのは兄が出た何分後か。

xを使えばすぐ答えはでるのですが、
これは道のりの「追いつく」イメージを絵や図で書いてみましょう。
弟が出て5分後にはどのくらい進んでいるのか?

もうイメージで追いついてしまってから、式にしてどれをxにするといいのか
1つの問題をじっくりやってみましょう!

答えはわかるんだけど、式がわからないっていうのが最初の数学のつまづくきっかけになってしまいますので。

それでもどうしてもイメージがつかない、視覚的な想像ができない子もいます。
なので、空欄に書いちゃいましょう。

また、中には頭の中で視覚情報が思い浮かべられない「アファンタジア」症状を持つ子もおります。あまり知られていないので大人になっても苦労している方がいるので、心当たりのある親御さんは注意してみてあげてください。

ちなみに先ほどの問題の式は
70(x+5)=120x

答えは7分後

プロ家庭教師(プロカテ)による勉強が苦手な子の指導や発達障害、自閉スペクトラム障害、ADHD、高機能自閉症などのお子さんにも対応可能です。